BRPジャパン株式会社のパーソナルウォータークラフト「Sea-Doo Spark Trixx」が2024年度のグッドデザイン賞を受賞しました。「Sea-Doo Spark Trixx」の受賞は、BRP社にとって13回目のグッドデザイン賞受賞となります。

グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞は、デザインによって人々の暮らしや社会を豊かにすることを目的とした日本を代表するデザイン賞。社会を豊かにするデザインを選ぶことを目的に、日本デザイン振興会によって1957年に創設されました。グッドデザイン賞を受賞すると賞のシンボルである「Gマーク」を利用した販売促進活動が可能となり、受賞実績を示すだけでなく信頼性や社会的意義の証にもなります。国際的なデザイン賞としても注目されるグッドデザイン賞を受賞することで国内媒体のみならず海外メディアに取り上げられる機会も増えるため、同賞受賞を目指す企業も多いです。
2024年度のテーマは「アウトカムがあるデザイン」。国内外のデザイン関連分野の第一人者で編成された審査委員会によって実施された厳正な審査の結果、5,773件の審査対象から全1,579件の受賞が決定しました。
スマートなデザインが評価された「Sea-Doo Spark Trixx」

「Sea-Doo Spark Trixx」は、本格的なレクリエーション分野の製品を開発・製造・販売するカナダの企業・BRP社のパーソナルウォータークラフト(PWC/水上バイク)『Sea-Doo』の2024年モデル。BMXなどアクロバティックなスポーツからインスパイアされた同モデルは、VTSの機能が拡張されライディング時にノーズの高さの調整ができるのが特徴。これによって、水上でのトリックアクションがより簡単に楽しめるようになりました。さらに75mm範囲で調整可能なアルミ製ハンドルバーと一体型フットレストにより細やかな重心のコントロールが実現し、スタンディング時の安定性が向上。Rotax 900 ACEエンジンと改良されたiBRシステムによって、コントロール力と制動力も強化されています。

また、サステナビリティに関する取り組みも評価のポイントの一つ。Polytecなどのリサイクルしやすい素材が使われているほか、エンジンには環境負荷の少ない低排出型エンジン「Rotax 900 ACE」を採用。リサイクルとリユースを前提に設計されていることから、国連の掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」の目標に貢献していることも評価されました。
<評価のポイント~審査員のコメント~>
この会社の製品では入門用ということで、たしかに部品点数は絞られているが、ダイナミックなスタイリングやビビッドなカラーのおかげで、それを感じない。しかも色数を抑え、同系色で揃えてあるので、収納スペースなどを確保しながら、ゴテゴテ感がなくスマートにまとまっている。リサイクル可能な素材を使用し、エンジンは排出ガスを減らすなど、環境保護に取り組む姿勢は、自然をフィールドとするレジャービークルとして好ましい。

モデル名:Sea-Doo Spark Trixx(シードゥー スパークトリックス)
価格: ¥1,400,300 ~ (消費税込)
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