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ジェットスキーの子ども同乗は何歳からOK? 年齢や注意点をプロが解説

海や河川を疾走する爽快感が味わえるジェットスキー(水上バイク)は、子どもから大人まで大人気のマリンアクティビティ。当マリーナも例年、夏の休日は多くの家族連れで賑わいます。ジェットに子どもを乗せる場合、何歳から乗ることができるのか気になる人も多いはず。そこで今回は、ジェットに同乗できる子どもの年齢と注意点について解説します。

子どもをジェットに同乗させる目安は6歳以上

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子どもをジェットスキー(水上バイク)に乗せる場合、年齢に応じて安全面に注意する必要があります。国土交通省の規定では、ジェットの同乗に関する明確な年齢制限は定められていないものの、安全上の観点から一般的には6歳以上を目安とするのが望ましいとされています

法的に明確な年齢制限がないので子どもの成長や性格によって判断は異なりますが、ライフジャケットをきちんと着用できること、しっかり捕まっていられることが一つの判断基準となります

また、子どもが自分でジェットを運転したい場合には免許が必要です。ジェットの運転に必要な特殊小型船舶操縦士の免許が取得できるのは満16歳から。免許の種類や取り方について詳しく解説した記事もあるので、ぜひ参考にしてください。

▶ジェットスキー・水上バイクの運転に必要な免許は? 種類や取り方を解説

ジェットに子どもを同乗させる際の注意点

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子どもをジェットに同乗させる場合の注意点は次の通りです。

ライフジャケットを正しく着用させる

ライフジャケットは必ず、国土交通省の安全基準に適合したものを着用させましょう。子どもの体格に合ったサイズを選び、正しく装着することが大切です。また、水着だけではなくラッシュガードを着用するなどして、紫外線対策や保温対策を行うことも重要です。

安全な走行を心がける

まずは波の穏やかな場所や水上バイクが少ない場所を選んで、ジェットに慣れることから始めます。急発進や急旋回、急停止は避け、安定した速度で安全な運転を心がけましょう。子どもの体調や様子に常に気を配り、無理のない範囲で楽しむことが大切です。

3人乗りの場合は真ん中に乗せる

定員3人のジェットに乗せる場合は、大人2人で挟み込む形で真ん中に子どもを乗せるのが安心です。最後部に子どもを乗せた場合、波による衝撃や旋回による遠心力などで海中へ転落してしまう恐れがあるためです。3人乗りでない場合も、必ず保護者が同乗して子どもから目を離さないようにしましょう。

装備や運転など安全面にしっかりと気を付ければ、子どもと一緒にジェットスキーを楽しむことは十分可能です。

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相模川にある当マリーナは、波のない穏やかな環境でジェットスキーを楽しむことができるので子ども連れや初心者にもおすすめです。お子さんを乗せるのに便利なJETフロートや温水シャワーなど設備も充実しているほか、バナナボートやトーイングチューブなどのマリンアクティビティもあるので家族で一日中楽しむことができます。ライフジャケットなども多数用意しているので、お子さんのジェットデビューにぜひご利用ください♪

この記事を監修したのは…

前沢 貴仁さん
1984年1月11日生まれ。日本ジェットスポーツ連盟(JJSF)所属。ジェット歴は22年で、ジェットスポーツ全日本選手権シリーズなど数々の大会で優秀な成績を収めるプロクラススタンドアッパー。2011年に「JJSF B SKI LTD」の年間シリーズランキング1位、2013年に「JJSF A SKI SLTD」年間シリーズランキング1位を取得した後、2014年に「JJSF PROクラス」に昇格。現在は当マリーナの「AUTO SWAP.F.R」ライダーとして活躍している。

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