「マリーナ」と聞くと、高級クルーザーが並ぶ少し敷居の高い場所、あるいは船のオーナーだけが立ち入る場所というイメージをお持ちの方も多いのでは? たしかに一昔前までは選ばれた愛好家だけが集う「クローズドな社交場」という側面が強かったのも事実ですが、現在ではその門戸が大きく開放されています。最近の「マリーナ」は驚くほど進化しており、船を持っていなくても、家族連れやグループで1日中楽しめる「総合レジャー施設」へと姿を変えています。
そこで今回は、マリーナの基本的な役割や施設の種類、初めての方でも失敗しない利用方法について詳しく解説します。さらに現代的なマリーナを象徴する「BQ-MARINA」を例に、現代のマリーナ遊びの醍醐味についてもご紹介します。
マリーナとはどんな施設? 主な役割と機能

「マリーナ」とは、プレジャーボートやジェットスキー(水上バイク)などの保管、整備、そして愛好家たちの交流を目的とした施設のことです。単なる「船置き場」ではなく、海を楽しむためのあらゆるインフラが整った拠点といえます。
マリーナが提供する主な機能は、大きく分けて以下の4つです。
船舶の保管(艇庫・係留)
船やジェットスキーは自宅のガレージに保管するのが難しいため、オーナーのほとんどがマリーナの「艇庫(ていこ)」や「係留(けいりゅう)」スペースを利用します。屋内の艇庫であれば、紫外線や塩害から大切な愛艇を守ることができ、盗難のリスクも低減します。
上下架(じょうげか)作業
マリーナを利用する最大のメリットの一つです。大型のクレーンやフォークリフトを使用して、陸に保管してある船を海へ下ろす「下架」、遊び終わった後に陸へ引き揚げる「上架」を専門スタッフが行います。これがあるおかげで、オーナーは重労働をすることなく、すぐにマリンレジャーを楽しめます。
メンテナンス・給油
海水に触れる船やジェットスキーは、こまめなメンテナンスが欠かせません。多くのマリーナには専門のメカニックが常駐しており、エンジンの点検や修理、オイル交換などを行ってくれます。また、施設内に給油所があるため、わざわざガソリンスタンドへ行く手間もありません。
クラブハウスとしての役割
シャワー室や更衣室、ロッカー、休憩ラウンジなどが完備されているのもマリーナの特徴です。海から上がった後にさっぱりと汗を流し、エアコンの効いた室内で仲間と談笑する時間は、マリーナライフの大きな楽しみです。
マリーナの種類
一言に「マリーナ」と言っても、その運営形態や目的によっていくつかの種類に分かれます。自分の目的に合った施設を選ぶことが、海を全力で楽しむコツです。
民間マリーナ

企業が運営するマリーナで、サービスが非常に充実しているのが特徴です。ホスピタリティが高く、イベントの開催や初心者へのサポートも手厚いため、「これからマリンスポーツを始めたい」という方に最もおすすめです。スタッフが常駐しているため、防犯や台風時の見回りなども安心感が違います。
公共のマリーナに比べると月々の保管料や入会金は高くなりますが、メンテナンス不足による故障リスクの軽減や、移動の手間、充実した付帯施設を考えれば、「タイパ(タイムパフォーマンス)」は圧倒的に高いと言えます。
公共マリーナ

自治体や公社が運営する施設です。最大の魅力は、なんといっても維持費の安さです。民間マリーナに比べると利用料が安く、とくに大型のボートなどを所有する場合は年間の係留料を大きく抑えられるのが魅力です。しかしその分、サービスの範囲が限られていたり、シャワーやラウンジなどの設備が簡素だったりします。また、営業時間がきっちり決まっており、早朝や夜間の対応は難しいケースがほとんどです。
フィッシャリーナ
フィッシャリーナ(Fisharina)とは、「フィッシャーマン(漁師)」と「マリーナ」を掛け合わせた造語です。 本来は漁業のための場所である「漁港」を、プレジャーボートやヨットなどのレジャー目的でも利用できるように整備した施設のことを指します。公共マリーナと同様に、自治体や漁協(漁業協同組合)が管理していることが多いため、民間の高級マリーナに比べると利用料や係留料が安く設定されています。
フィッシャリーナを利用する際に最も大切なのが、「漁業活動を優先する」というルールです。漁船の出入港を妨げない、網などの漁具に近づかない、早朝の騒音に注意するなど、マナーや地域ごとの約束事を守ることが強く求められます。
複合型マリーナ(リゾートマリーナ)

船舶の保管施設だけでなく、宿泊施設やレストラン、ショッピングモール、プール、BBQ場などが併設された大規模な施設です。言うなれば「海辺のテーマパーク」。船に乗る人だけでなく、観光客も訪れるようなエンターテインメント性の高い場所です。ヤシ並木が続く海外リゾートのような景観が整えられているなど、ただ訪れるだけでも満足度が高いのが特徴です。
マリーナの利用方法

マリーナの利用には、大きく分けて3つのスタイルがあります。憧れの愛艇を所有して、プロの万全なサポートを受ける「オーナーシップ・スタイル」。免許を活かして、最新のマシンをリーズナブルに楽しむ「スマートレンタル・スタイル」。そして、船に乗らなくても海辺の絶景と開放感をフルに堪能する「リゾート・スタイル」。それぞれの利用シーンや、実際にマリーナを訪れた際の具体的な流れをイメージしながら、あなたにぴったりの遊び方を見つけていきましょう。
オーナーとして利用する(艇庫預かり)
自分専用のジェットスキーやボートをマリーナに預けるスタイルです。好きな時に海へ出られるので、操船技術も向上します。 「船を運ぶ・洗う・片付ける」という重労働から解放されるので、純粋に操船だけを楽しめるのが大きなメリットです。
【利用の流れ】
1.出航予約: 前日までにマリーナへ連絡。スタッフが保管庫から船を出し、海(または川)へ下ろす準備をしておいてくれます。
2.到着・受付: 手ぶらでマリーナへ。専用ロッカーで着替えを済ませ、すぐに乗り込めます。
3.出航・帰航: 燃料の補給もマリーナ内で完備。遊び終わったらスタッフに預けるだけ。
4.洗浄・保管: 塩抜きや船体の洗浄はスタッフにお任せできるプランもあり、愛艇を常にベストコンディションに保てます。
ビジター・レンタルとして利用する
「船舶免許は持っているけれど、船を買うほどではない」という方にはレンタルが最適です。マリーナが所有する最新モデルを借りて、その日の利用料だけで楽しめます。保管料や保険料などの固定費がかからず、必要なときだけリーズナブルに遊べるのが魅力。
【利用の流れ】
1.レンタル予約: ネットや電話で日時と機種を予約。
2.安全講習: 当日、その海域の危険箇所(浅瀬や漁網の場所)や、マシンの取り扱い説明を受けます。
3.マリンレジャー開始: ライフジャケットなどの備品もレンタルできるので、水着さえあればOK。
4.精算・解散: 使用した時間分だけ料金を支払うシンプルな仕組み。
レジャー施設として利用する
最近では、船に乗ること自体を目的としない利用方法も増えています。マリーナのテラスでBBQをしたり、併設されたプールで遊んだりと、海を感じながら非日常の空間で過ごすだけでも立派なマリーナの活用術です。
【楽しみ方の例】
手ぶらBBQ: 重いコンロや食材の準備は不要。マリーナが提供するプロ仕様の機材と厳選食材で、到着後すぐに乾杯できます。
サウナ&プール: ジェットスキーで冷えた体をサウナで温め、水風呂代わりにプールへ。海を眺めながらの「外気浴」は、マリーナならではの特権です。
アクティビティ体験: 免許がなくても、バナナボートやウェイクボードのトーイング(牽引)サービスを利用して、スリル満点の体験が可能です。
マリーナ利用の料金相場と費用の内訳

「マリーナはお金がかかる」というイメージがありますが、実際にはどのような項目にいくらくらい必要なのでしょうか。ここでは、船を所有する場合の「オーナー料金」と、手軽に遊ぶ「ビジター料金」の2つの観点から料金相場について深掘りします。
オーナーとして預ける場合(艇庫・係留)
自分専用のジェットスキーやボートをマリーナに保管する場合、初期費用と月々の維持費が発生します。基本的には「船の長さ(フィート)」に比例して料金が上がります。公共施設は月額1万円台〜と安いですが、人気のため「空き待ち」が数年続くことも。民間マリーナは月額3万円前後が相場ですが、セキュリティの高さや、後述する付帯設備の充実度を考えると、資産価値を守る上では妥当な投資と言えます。
| 項目 | 内容 | 相場(年間/月間) |
|---|---|---|
| 入会金・保証金 | 加入時に支払う初期費用。 | 5万円 〜 100万円以上(施設による) |
| 艇庫料(保管料) | 船を置くためのスペース代。 | 年間 15万円 〜 100万円以上 |
| 上下架料 | 船を海へ下ろし、揚げる際の手数料。 | 1回 3,000円 〜 15,000円 |
| メンテナンス費 | オイル交換、エンジン点検など。 | 年間 5万円 〜 20万円程度 |
レンタル・レジャーとして利用する場合
船を持たないスタイルであれば、もっとシンプルに「その日の遊び代」だけで済みます。
① レンタルジェット・ボート
相場:1時間 10,000円 〜 25,000円程度(+燃料代)
内訳: 多くのマリーナでは、基本料金にライフジャケットなどの法定備品レンタルが含まれています。
メリット: 「最新モデルを試したい」「年数回しか乗らない」という方にとっては、所有するよりも圧倒的に安上がりです。
② BBQ・アクティビティ利用
施設利用料:1名 1,000円 〜 3,000円程度
BBQセットプラン:1名 5,000円 〜 10,000円程度
ポイント:機材の準備や片付けまでセットになった「手ぶらBBQ」プランは、レストランへ行くのと変わらない予算感で、海辺の開放感という贅沢な付加価値を得られます。
「安さ」だけで選ぶと損をする? 隠れたコストの考え方
格安の公共マリーナでは、船を洗うのも、燃料をポリタンクで運ぶのも、全て自分で行う必要があります。一方、BQ-MARINAのような民間施設では、これらの作業をスタッフがサポートしてくれるので、浮いた時間を「家族とBBQを楽しむ時間」や「サウナで整う時間」に充てることができます。
また、保管料が月5,000円安いからといって自宅から遠いマリーナを選ぶと、ガソリン代や高速代で差額が消えてしまいます。移動に往復3時間かかる場所より、1時間で行ける場所の方が海に出る頻度が上がり、1回あたりの「楽しさの単価」も良くなります。
このように料金表の数字だけを見て決めると、後から「意外とお金がかかる……」と後悔することもあるので、マリーナを選ぶ際には色んな視点で総合的に判断することが大切です。
マリーナ選びで失敗しないためのチェックポイント

では、実際にマリーナを選ぶ際に比較すべきポイントはどこでしょうか。ここでは、ご自身に合ったマリーナを見極めるためのチェックリストを用意しました。これからマリーナを利用してみたいと考えている方は、以下の4つのポイントを確認してみてください。
アクセスの良さ
まず重要なのは、自宅からのアクセスです。地図上の距離が近くても、週末に大渋滞するルートを通らなければならない場合、次第に足を運ぶのが億劫になります。平塚のBQ-MARINAのように主要幹線道路からのアクセスがスムーズな場所は、年間を通した利用頻度を高めてくれます。 都心から1時間程度で行ける場所なら、休日でも気軽に足を運べるでしょう。また、駐車場の利便性も確認しておきましょう。マリーナは荷物が多くなりがちです。駐車スペースから受付や艇庫までが近いか、十分な駐車台数が確保されているかも見逃せないポイントです。
ゲレンデ(水域)の条件
外洋に面したマリーナは波が荒い日が多く、初心者は出航をためらってしまうことがあります。その点、川に位置するマリーナは水面が穏やかで、離着岸の練習をするには最高の環境です。穏やかな川なのか、波のある外洋に近いのか。自分のレベルに合った場所を選びましょう。
設備の充実度
シャワー室やトイレが古い、あるいは不衛生なマリーナでは、同伴者が二度と付いてきてくれなくなる恐れがあります。最近はBQ-MARINAのように、ホテルのようなパウダールームや清潔な更衣室を完備したマリーナが増えており、これらは家族を招待する際の強力な後押しになります。海に出ない同伴者が楽しめるスペース(サウナやプール、BBQエリアなど)があるかどうかも重要です。
スタッフの雰囲気
マリンレジャーは安全が第一です。エンジンの不調や操船の不安に対し、親身になって相談に乗ってくれる気さくでプロフェッショナルなスタッフがいる場所を選びましょう。また、上下架の際に手際よく作業をしてくれるか、船の清掃まで任せられるオプションがあるかなど、「手間」をどれだけ軽減してくれるかが満足度に直結します。
神奈川・平塚「BQ-MARINA」が選ばれる理由

数あるマリーナの中でも、いま湘南エリアで熱い注目を集めているのが、平塚市に位置する「BQ-MARINA(ビーキューマリーナ)」。なぜここが多くの人に選ばれるのか、その魅力をご紹介します。
川から海へ! 絶好のロケーション
BQ-MARINAは相模川の河口に位置しています。川にあるマリーナの利点は、波が非常に穏やかなこと。初心者でも安心して離着岸の練習ができます。そしてひとたび川を下れば、そこはもう相模湾。江の島や逗子、熱海方面へのツーリングの拠点として、これ以上ない最高の立地です。
ジェットスキーに特化した充実のサポート
BQ-MARINAでは、さまざまなマリンアクティビティを楽しむことができますが、とくにジェットスキー(水上バイク)の楽しさを広めることに力を入れています。常に整備の行き届いたマシンが揃うレンタルジェットはもちろん、大切なジェットをプロが管理するメンテナンスサービスなどが充実。中古艇の販売も行っているので、乗り換えや新規購入の相談もお任せください!
サウナ、プール、BBQなど遊びが満載
BQ-MARINAが他の施設と一線を画すのは、その圧倒的なレジャー設備です。
手ぶらでBBQ: 横浜の有名肉店がプロデュースする本格的なお肉を楽しめます。海風を感じながらのBBQは格別です。
絶景サウナとプール: 富士山を望めるロケーションでのサウナは、まさに「整う」体験。プールもあるので、海から上がった後も贅沢な時間を過ごせます。
家族で楽しめるアクティビティ: バナナボートなどのマリンスポーツも充実。お子様連れでも飽きることなく、1日中遊び尽くせます。
マリーナは、限られた人だけが楽しむ場所ではなく、誰もが大切な人と最高の思い出を作ることができる「大人の遊び場」です。神奈川県平塚市の「BQ-MARINA」なら、ジェットスキーをはじめとしたマリンレジャーはもちろん、BBQやサウナなど、家族や仲間と贅沢な休日を過ごすことができます。ぜひ一度、遊びにきてください!

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